やる気スイッチは本当にある??
どれだけ文明が進化し、技術が発達しても、人間をやる気にさせる確実な方法はありません。やる気スイッチというものが本当にあるのだとしたら、とんでもない発明になることでしょう。
とはいえ、みなさんも人生の中で「やる気」になる瞬間はきっと何度も経験しているかと思います。
つまり、他の人がやる気になった瞬間をたくさん集め、自分にとって効果がありそうなものを見つけることが、現実的な「じぶんをやる気にさせる方法」と考えることができます。
人がやる気になる瞬間
具体例を挙げてみます。
- 一生懸命努力した結果が実った
- 自分の頑張りを周りから認められ、褒められた
- 今まで経験したことのない新しいものを始める
- 自分の好きなもの、気になっていることに取り組む
- 達成が難しい高いレベルに挑戦する
- ライバルやチームメイトなど、一緒に頑張れる仲間がいる
- 近い将来、楽しみなことが待っている
- 自分の成長が感じられる
- 頑張ることで周りの人に喜んでもらえる
- 元気や体力があり、何でもできそうに感じられる
- 時間的、精神的に余裕がある状態である
何か一つのことに集中して取り組んだり、嫌な事でも頑張れた経験の背景には、キッカケや理由が存在しているわけですね。
じぶんでやる気を出す方法
1つだと、それがうまく行かない時にすぐ挫折してしまいますので、最低でも3~4つは選びましょう。もちろん、自分に効果がありそうなら全部でもOKです。
「自分の頑張りを周りから認められ、褒められた」ことがやる気につながる人は、学習内容が履歴に残ったり、それを定期的に他の人が確認できる仕組みが必要です。
「達成が難しい高いレベルに挑戦する」とやる気につながる人は、力不足とわかっていても、一度志望校の過去問をなんの教科でも良いので挑戦してみる機会を用意しましょう。
「自分の成長が感じられる」とやる気につながる人は、テスト形式で結果が出るものを普段の学習に多く取り入れると良さそうです。
頑張れば自分ひとりの力で準備ができるものが多いですが、そこまで自分でやろうとすると長続きしません。そのため、世の中に既にあるテキストやサービスを活用するのがポイントです。もちろん実際に頑張るのは自分ですが、自分に合うものを見つけるのも、とても大切なことです。
まとめ
一番大事なのは、やる気を出す方法を「複数持つ」ことだと私は考えています。スイッチをいくつか準備しておいて、「今日はこれかな」とか、「いっぺんに押してみて、どれか点けば良いや」くらいの気持ちでいると、うまく行きます。
「やる気」が必要なのは、できればやりたくないことに取り組む必要があるときです。そこにパワーを注ぐためには、準備で力尽きてしまっては本末転倒です。そうならないよう、既にあるものを上手に探し、活用しましょう。
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