大学受験について知る

日本にある大学の数

日本に大学は約800校あります。(その内、国公立大学が約20%、私立大学が約75%
小学校~高校の数と比較すると数は少なく、その代わり学部・学科が多く存在しています。また、距離に関係なく選択できることから、中学受験・高校受験とは比較にならないくらい選択肢が多くなるのも大学選びの特徴です。

志望校は、どうやって決める?

一般的に、志望校を決める(対象を絞る)方法にはこういったものがあります。

  • 学びたい分野や、やってみたい職業に関係のありそうな学部・学科がある
  • 強みや適性を活かせそうな分野に特化している
  • 興味のある進路や、憧れの企業への就職実績がある

やってみたい職業と言われても、ピンとこないなぁ

自分の強みや適性…??なんだろう

ネットで色々調べてみたけど、結局よく分からなかった

こういった理由で、志望校が学部(学科)までスムーズに決まる人はあまり多くありません。他にも、下にあるような理由で、「なんとなく」決めてしまうケースも多くあります。

  • 実際に通っている大学生のイメージやキャンパスの雰囲気が良かった
  • 合格のボーダーが、今の学力で目指せる範囲内だった
  • 家族や親せきから話を聞いたり、勧められた(知名度の高い大学)
  • 家から毎日通える距離にある

実は、決められるだけでもまだ良い方で、志望校はいつの日か自然に決まるだろうと思ってそのまま過ごす人も多くいます。

「志望校が決まっている」だけで、大きな差が生まれます。

コチラの記事を参考に、ひとまず志望校・学部(学科)を決めてみましょう。

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合格に必要な情報

志望校が決まったら、次は合格するために必要な情報を調べます。
※スマホで簡単に調べられますので、調べてメモ(スクショ)してみましょう。

  • 試験科目の確認
  • 試験科目の配点・傾斜
  • 共通テストのボーダー

他にもたくさん情報があるけど、これだけで良いの?

大事なのは、「何をどのくらい頑張るべきかを明確にする」ことなので、このくらいで十分です。

九州大学 教育学部の場合

共通テスト:国語100・数学100・英語100・地歴公民100・理科50
共通テストのボーダー:73%
個別試験:国語200・数学200・英語200

大分大学 教育学部の場合

共通テスト:国語200・数学200・英語200・地歴公民と理科から3つで各100
共通テストのボーダー:51%
個別試験:国語150・数学150・英語150の中から1つ、グループディスカッション150

といった具合ですね。各教科に対する力の入れ方が大学・学部・学科によって違いがありますので、対策も科目への気持ちの入れ具合も変わってきます。
こういった理由からも、「志望校を決定する」という行動には、価値があります。

一般選抜以外の入試について知る

大学入試には、一般選抜以外にも下記のような方法があります。

  • 学校推薦型選抜(公募制・指定校制)
  • 総合型選抜(旧AO入試)
  • その他大学独自の選抜方法

でもこういうのって、枠が限られているし、自分にはきっと関係ない気がする…

なんて思っていませんか。実は、大学全体で見ると、
約50%がこの学校推薦型と総合型で合格しています。

推薦は狭き門、一握りの成績優秀者だけのもの、という感覚をまずは早く捨てましょう。
一般選抜以外の入試についてもっと知りたい方はコチラの記事を参考にしてください。

通っている高校や、志望する大学によって、学校推薦型・総合型選抜の対象となるかが大きく変わってきます。もう少し具体的に知りたい場合は、公式LINEやオンライン相談でお答えできますので、お問い合わせください。