大学入試の”超”基礎知識

大学入試に限りませんが、情報を持っているのといないのとでは、結果に大きな差が生まれます。

こちらの記事では、最低限知っておいてほしい基礎知識のみに絞っていますので、もう知っているよ、という方は読む必要はありません。

目次

入試スケジュール

高校3年生の夏以降で、大学入試に関係する項目を並べています。

7月~8月:選抜要項(日程・定員・出題科目・配点など)発表
9月~10月:大学入学共通テスト 受験確認・検定料支払い・出願
9月~11月:総合型選抜 試験
11月~1月:学校推薦型選抜 試験/ 総合型選抜 合格発表
1月:大学入学共通テスト / 学校推薦型選抜(共テ無し) 合格発表
1月:2次試験 出願
2月~3月:私立大学・短期大学 一般選抜
2月:国公立大学 2次試験(前期)/学校推薦型選抜(共テ有り) 合格発表
3月:国公立大学 2次試験(後期)

入試本番は冬のイメージが強いですが、推薦入試が秋にはスタートしますし、準備期間も考えると、なんだかんだ夏からはイベントが目白押しです。これに部活動や学校行事も入ってきますね。

「高校最後の●●」というフレーズに振り回されてしまうと、あっという間に時は過ぎていきます。

入試までの学習計画

高校3年生の1年間で、この時期にはこれをやる、というのも大まかに決まっています。

4月~7月:学校内容をメインに、模試などで過去範囲の苦手単元を把握する
8月(夏休み終了まで):高1から今まで学習した範囲の、苦手単元を解消する
9月~11月:高3範囲でまだ学校内容が進んでいくため、その都度対処する
11月~12月:志望校の過去問を解きながら回答精度・速度を上げていく
1月~2月:入試本番
2月~3月:2次試験や後期対策

高1~2で苦手単元を出来るだけ減らしておく(増やさない)というのが、重要なポイントです。

入試→入学にかかる おおよその金額

入学試験は大体このくらい必要です。

項目名金額(例)
大学入学共通テスト18,000円
一般選抜国公立:17,000円/私立:35,000円
総合型選抜国公立:17,000円/私立:30,000円
学校推薦型選抜国公立:17,000円/私立:30,000円

併願数を増やすと、当然その分が加算されていきます。加えて、共通テストは最寄りの試験会場で受験することがほとんどですが、一般選抜は受験する大学に行って受けるものが多いため、交通費・宿泊費がかかるケースがあります。

項目名金額(平均)
交通費数万円(他県への新幹線代など)
宿泊費数万円(宿泊する場合)

晴れて志望校に合格した後は、入学前に必要な費用として下のようなものがあります。特に入学金は支払い期限もあるため、併願の場合で合格発表の日程によっては、進学しない場合でも必要な時があります。

項目名金額(平均)
入学金国公立:28万円 /私立:26万円
引っ越しや一人暮らし初期費用数十万円~

大事なのは、この情報を見て「行動」できるかどうかです。

とは言え、いきなり受験生のように猛勉強を始めましょう、ではありません。志望校を決めたり、まずは自宅で勉強できる学習習慣をつけたりと、小さなところから進めていけば大丈夫です。

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