ステマの規制
宣伝・広告であるのにも関わらず、それを隠した状態で情報発信する事を、
ステルスマーケティング(略してステマ)と呼びますが、それが10月1日から
消費者庁によって規制されることになりました。
「広告」「PR」などの表記を行う事で、明示しなさいよ、というお話です。
誰もが知るアプリTikTokでも、広告やPRと表示される動画を見る機会も
多くなってきたなという印象です。
口コミについて
この規制に伴い、より口コミのような消費者側からの評価が適正なものが
世の中に出回る事を期待したいですが、そう簡単ではないように思います。
美味しくて有名なラーメン屋さんであっても、人によっては口に合わない、
なんてことは日常茶飯事ですね。
たまたまその時の接客が良かった・悪かったでも180度意見が変わってしまう、
というのもよくある話です。
塾の口コミ
塾業界では、どの塾かというよりは教室長による、という話を耳にする事は多いです。
そんなの元も子もないじゃないか、と言われてしまいそうですが、
現実問題、そこの差は大きいとしか言えません。当然その差を限りなく小さくするため、
研修や仕組みによって努力・改善している塾がほとんどかと思います。
塾の口コミを活用する
結論として、漠然と高評価なのか低評価なのかを見るのではなく、
塾に何を求めているかをきちんと明確にしておくと、口コミは非常に有用です。
勉強に対するモチベーションがそもそも低い子の場合は、
塾の先生からの直接的な声掛けが多いかどうかは重要なポイントになるでしょう。
目を離すと甘えてしまうタイプの子であれば、少し厳しいとか、宿題が多い、とかも
参考にすべきポイントかと思います。
つまり、口コミが良いのが多いから良い塾だ、と短絡的に考えるのではなく、
自分はこういったタイプだから、ここは外せない、という「基準」があると、
その塾が自分に合っているか判断する良い情報になるわけですね。
是非そういった視点でも、口コミをうまく活用してみてください。