それぞれの意味
IQ(Intelligence Quotient)
EQ(Emotional Intelligence Quotient)
SQ(Social Intelligence Quotient)
が正式名称となっており、EQとSQはEmotionalとSocialが頭についています。
Intelligence Quotientは知能指数と訳せますので、
直訳だとこうなります。なんとなくイメージくらいは湧きそうです。
知能だけではない人間の可能性
EQやSQすらまだ認知度はそこまで高くありませんが、
- AQ(Adversity Quotient):逆境指数
- CQ(Curiosity Quotient):好奇心指数
というものもあります。こちらはIntelligenceは含まれていません。
今回はEQとSQまでの話に留めます。
今まではIQ、これからはIQ×EQ
IQとEQの中身は上記の指標とされています。
これは、文部科学省の定めた新学習指導要領の中で、「生きる力」として「学びに向かう力」「人間性」が重要視されていますが、EQの構成要素と共通している部分があります。
EQを高めることで、よりIQを効果的に成長させる手助けになるという点も、EQが重要視されるようになった理由の1つとなっています。
SQとは
EQのステージを1つ上にあげたもの、と考えると分かりやすいです。EQの中に、「相手の気持ちに共感できる」がありますが、SQが高い人は、「共感できた上で、適切な行動が取れる」となります。
ものすごく俗っぽく言うと、「コミュ力が高い」でしょうか。
相手の気持ちを汲み取るだけではなく、その先の結果への影響もあるため、社会人になってから特に求められる能力として定義されています。
勉強という観点で言うと、IQ×EQを意識しておけば、特に問題はありません。ただ、将来を考えた場合はSQも必要ですので、IQを高めるにも、SQを高めるにも、EQが非常に重要な指標と考えられます。
EQを伸ばすにはコーチングが必須
このEQで求められる能力は、NALUでは12ボックスというコーチングメソッドにも含まれており、定期的なコーチングの中で、定めた基準を超えるよう成長を促していきます。
EQの成長は目に見えにくく数値化が難しいため、12個の項目を用意しています。「なりたい自分」になるために、ぜひ活用してみてください。