進路は合理的に決めるべきか

将来に向けた話を塾でする際、

  • 名前の知られている大学なので
  • 近くの国公立なら学部は何でも良い
  • 本人の行きたいところならどこでも良い

という風なフレーズが出てくることがよくあります。

これは数年前とかの話ではなく、今でもそうです。

かつてはこれらの判断は、比較的合理的であり、大学に入ってから将来の進路を改めて考えたり、4年間を使って見つけ出すスタイルで特に問題はありませんでした。

大学受験はコスパもタイパも悪い?

大学合格の為に受験勉強を行う場合、国公立であれば9教科、自分の興味のない科目であっても学ぶ必要があります。そうして合格した大学も、就職面接で役に立つ程度にしかならないと揶揄されることもあります。

とは言え、そこに費やす時間を減らした上で、将来に役立つ勉強を同時進行でやっている高校生なんて、非常に少ないかと思います。

そして、それが合理的だと頭では分かっていても、人はなかなかに非合理的な生き物ですから、行動に移すのも難しいものです。

だからこれだけはやっておこう

という事で、高校生の時に現実的にできることは、自分の将来について、時間を(時にお金も)かけて真剣に悩み、考えることなのです。そうすることで、志望校にこだわりが出てきたり、将来に必要な学ぶべきことが見つかって、息抜きがてら勉強の合間にやれる可能性だってグッと上がります。

ただ、ひとりで考えるだけでは限界もありますし、だからと言って家族とそういう話をするのも、なんとなく気恥ずかしい時期かと思います。

NALUはそんなあなたの「なりたい自分」を精一杯応援します。

必要なのは決して勉強だけではないはずです。でも周りが当たり前のように合格に向けて勉強をしていると、自分もそうしないと不安にもなるでしょう。

そういったなんとも言えないモヤモヤ、お待ちしています。

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