言語化⇔再現性→横展開する
少し言葉が難しいですが、スポーツでも勉強でも、
うまく行ったケースの再現性を高めるために「言語化」が重要と言われています。
言語化できたケースは、そのまま他の分野にも広げていくことが可能です。
言語化:前回テストの結果が良かったのは、普段から予習する時間を確保したからだ
再現性:予習を習慣化した結果、次のテストでも高得点を取れた
スポーツでは、瞬時の判断を要求されることが多いため、
考えずとも体を動かすせるようになるのがベスト。
それは、センス・感覚という脆いものではなく、繰り返し思考・行動し、言語化することで、
正確に要因を認識できるため、それが習慣化でき、無意識下で、思考・行動できるようになります。
それにより、最大の結果を生み出すと言われています。
ここで、なんとなくうまく行った、をそのままにして続けていると、
うまく行く時と、うまく行かない時が当然何度も起きてしまい、
パフォーマンスの波が荒い選手になってしまいます。
ブルーロックがなぜ面白いのか
ブルーロックというサッカー漫画が人気ですが、主人公は試合中に信じられないほど思考しています。
それを言葉(パズルのピース)として認識し、実際に練習で何度も試す、という事をやっています。
これは、まぐれで点数が入った、は何度も起きないので、勝負の時に必ず得点が決められるよう、
再現性を高めるための行動を取っている、という事になります。
正に新時代、現代における突き抜ける手法がサッカーを題材に描かれています。
勉強におきかえてみる
勉強でも、説明を聞いてわかった!となっただけでは、わかったつもりで、
いざテストで解けない、となることが多く、言語化する事で解決できます。
例:自分は、教えてもらった問題を5回解き直してから友達に説明すると、テストでも解ける
みたいな感じです。この言語化ができれば、あとは行動あるのみですね。
勉強でもスポーツでも、言語化の大切さがわかってもらえたかと思います。
とは言え、そう簡単な話でもないので、言語化が自分でできるようになる方法を伝えます。
それは、「言語化に慣れること」です。
◆トレーニング方法◆
①感じたこと、考えたこと、学んだことを文章でアウトプットする
②説明対象を抽象化し、別のものに置き換え、具体的な例を用いて、誰にでもわかるように説明する
③適切な語彙や例えを出すことができるように、新しいことに触れて、知識の絶対量を増やす
何故かうまく行っているあの人は、自然とこの行動を取っているはずです。
難しく感じるかもしれませんが、意識すればそこに追いつけます。
自分に出来る事から、やっていきましょう。