大学入試に使える検定試験
- 実用英語技能検定(英検)
- TEAP(ティープ)
- IELTS(アイエルツ)
- TOEIC(トーイック)
- TOEFL(トーフル)
- ケンブリッジ英語検定
どれも英語に関するものですが、ぼんやりと履歴書や受験に有利、くらいは知っているかと思います。
知らないと勿体ない
実はこれらの試験で一定の基準をクリアすると、大学入試においても非常に大きなメリットがあります。
例として、
- A大学では、英検準1級を取得していると、共通テストの英語を満点と見なす
- B大学では、英検2級を取得していると、個別試験(英語)の得点に加点する
- C大学では、英検2級が出願要件のため、取得している人のみ受験可能
といった具合に、他のライバルたちに比べて、圧倒的な差をつけた状態でスタートできると言っても過言ではありません。一部紹介しますので、少し調べてみましょう。
うまい話には裏がある??
これだけ大きなメリットがあるという事は、それだけ高いハードルなのでは、と疑ってしまいます。
実際、高校生の英検準1級合格率は「約15~18%」と言われています。
うわ、と思って諦めてしまう前に、もう少しだけお付き合いください。
英検対策には損が無い
英検を取得するための学習は、そもそも大学入試の英語対策として効果があります。最終的にその大学が定める基準に到達しなかったとしても、確実に英語力は身に付いていきます。
実際、英検にはCSEというスコア(点数)も出されます。そのため、自身の成長もスコアによって判断しやすく、挑戦するモチベーションを保つことが可能です。
また、従来の英検は年3回実施ですが、S-CBTを活用することで、受験回数を増やすことも可能です。
S-CBTのサイト
もちろん、英検だけではなく、最初に紹介した他の試験でも同様にチャンスは多くあります。各種検定試験の比較換算表もありますので、英検の結果を元に他の試験を受ける参考にすることも可能です。
英検は誰に向いているか
最後に、どんな人が英検にチャレンジすべきかについての話になります。
- 行きたい大学や学部が定まっていない
- 将来なりたい職業が決まっていない
- 普段なかなか勉強にやる気が出ない
実はこういう人こそ、英検がピッタリです。今通っている学校によって、定期テストの難易度はまちまちですし、受験生出ない限りは模試も頻繁に受験しないケースもあります。
英語力が明確に計測できる試験を活用することで、勉強の進め方、方向性が誤っていないかもチェック可能です。まずは一度、チャレンジしてみましょう。
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