コロナが5類になってから少し経ち、ニュースではコロナ感染者の増加に加え、インフルエンザや麻疹など、なかなか慌ただしいですね。
かれこれオンラインに関わって来てそれなりの期間が経ったので、その知見を活かして改めて考えてみたいと思います。
オンライン需要について
近くに塾が多くない地域に住んでいる場合、オンライン塾というのは選択肢に入ってくると想定していました。
でも実際は、「将来の為に塾に通わせる」という地域性かどうかという周囲の環境の方が影響が大きいように感じています。
言い換えると、元々塾に通うという認識が無い場合、近くにないから通いにくい、というよりは、そういう地域柄という側面の方が強い、とも言えます。
周り(環境)の力って、偉大ですね。
純粋な指導の質比較
正直なところ、特に個別指導に関しては、オンラインより対面の方が質が高い傾向にあります。
理由として、個別の場合は生徒の反応を間近で見るため、説明をしっかり理解しているかを、表情やリアクション、ペンの進むスピード等で把握し、そこへのアプローチができるという強みがあります。
もちろんオンラインでも可能な事ではありますが、同じ講師が実施する場合で単純比較すると、差が生まれるのは事実です。
オンラインの強み
ではオンラインの強さとはどんなところかと言うと、指導以外の部分(簡単に言うと自学の部分)で、対面よりもアドバンテージがある印象です。元々学習習慣のある子は学校帰りに塾に寄ってそのまま勉強時間を確保してくれますが、やはりそこには少しパワーがいります。
オンライン塾はアプリやZoomを活用している事が多いため、自学の部分にも非常に関わりを持つことができます。その結果、トータルでの学習量や、習慣形成の部分で、対面より強い点があります。
結局のところ
対面の塾で演習量に拘る事は可能です。オンラインで指導に拘る事も可能です。
ただそのためには、費用を追加したり、自分から積極的に塾を活用する認識があって成立するものだと考えた方が良いかと思います。
1つの基準として、まずは次のテストまで自分のチカラだけで一度やってみましょう。
その時にぶつかる課題はなんでしょうか?
- 分からない問題がたくさんある
- 学校の授業は分かるが、テスト結果は平均くらい
- 宿題以外の勉強で、何からやったら良いか自信が無い
- そもそも長時間勉強するのが苦痛すぎて出来ない
というような課題が出てくるかと思います。その中でまず解決しない事には進まない課題はなんでしょうか。
そこから目を背けず、取り組んでみましょう。その時に困ったら、是非相談ください。