既に終了した子もいますが、5~6月は定期テストの時期真っ最中ですね。
結果は、手ごたえは、どうだったでしょうか。
過去問があれば完璧…?
近隣学校の定期テスト過去問をしっかりと毎年保管して、
これで●●学校の定期テストの対策はバッチリ!
なんていう塾もありますが、みなさんはこのやり方、どう思いますか?
過去問の効果
そもそも過去問対策というのは、勉強の歴史の中で、ずーっと繰り返されてきた学習方法であり、
今でも有効だと言われているため、効果は実際にあります。
こんな事を言うと、
- 過去問対策だと応用力が身につかない!
- 予想が外れたら点数が取れない!
なんていう意見が出てきそうです。
そして、過去問がある場合は良いけど、無い時はどうしたら良いのか、という話になってきます。
オンライン塾の場合は、過去問が無いケースが多いかと思います。
過去問が無い場合はどうする
結論から言うと、過去問が無くても全く問題ありません。
学校の定期テスト対策というのは、
- テスト範囲をしっかりと把握する
- (ざっくりとで良いので)学習計画を立てる
- 複数回同じ範囲を繰り返してやる
これに尽きます。難しく考える必要は無いんです。
何度もこれらをやっていれば、計画はより質の高いものになっていきます。
自分はどれくらい繰り返したらテスト当日でも忘れないかが分かってきます。
時間が足りない場合は、科目・範囲を絞ってやるのもコツだと理解できます。
過去問はこの学習計画の手助けに少しなってくれる、くらいの立ち位置です。
なのでもう一度言いますが、無くても全く問題ありません。
入試過去問とは分けて考えよう
入試の場合は、過去問(模試)対策というのが非常に有効です。
解くスピード、見直しの時間、大問毎の時間配分など、制限時間に対する課題は、
過去問がないと対策が難しく、かつ非常に重要なポイントです。
そして本屋さんやWEB上で入手できる、というのもミソです。
これで、安心してオンラインでも勉強を進めていける事が分かってもらえたかと思います。
変な不安を持ったまま定期テスト対策をしなくて済むよう、頑張りましょう。