突然ですが、神社は好きですか。
私はお参りに行くと、必ずおみくじを引いてしまいます。御朱印集めも非常に認知度が上がって、神社によっては御朱印帳に直接ではなく、印刷した御朱印を購入するスタイルもあるくらい人気の文化ですね。
菅原道真
「学問の神様」と呼ばれる菅原道真を祀る神社として、数々の有名なものがあります。
その中でも、
- 北野天満宮(京都府京都市)
- 太宰府天満宮(福岡県太宰府市)
- 防府天満宮(山口県防府市)or 大阪天満宮(大阪府)
の3つは、「日本三大天神」とも呼ばれ、特に菅原道真と縁が深い神社とされています。
関東では、
- 亀戸天神社
- 湯島天満宮
- 平河天満宮
の3つが東京都内にあります。1日で回れるのもあり、こちらも非常に人気です。
そもそも菅原道真を祭神とする神社を「天満宮」「天神」と呼ぶことを知った時は、こんなに全国にたくさんある事にも驚きましたし、由来を知る事で、より神社巡りを楽しむ事が出来ると感じました。
ちなみに、お参りをしたことがある人は分かると思いますが、神社でよく見る狛犬、あれは天満宮では「牛」が置かれており、頭や身体を撫でることでご利益を、という風習があります。
知識を入れておくことで、より楽しく過ごすことが出来る良い例ですね。
学問の神様の由来
元々は菅原道真が亡き後、疫病や天災など、たたりとされる異変が起きたため、それを鎮めるために社殿が作られた、とされています。
その際に、菅原道真が学者の家系だったこと、本人も優秀な学者であったことから、「学問の神様」という認知が広まったと言われています。
今でも各地の天満宮では、学生が合格祈願に多く訪れるほど、日本の文化として根付いています。
(※その数全国約11,800社!)
大事なのはご利益ではない
こういう話をすると、お参りは絶対に行った方が良い派と、そんなの効果ない派にだいたい分かれます。もちろん、お参りするだけで頭が良くなるなんてことはありません。
受験に一番必要なのは学力ということに間違いありませんが、本番で結果を出すためには精神的な強さも必要です。そうしたときに、お参りに行った経験や、家族や友人が買ってくれたお守りは、当日の不安な気持ちをカバーしてくれるという効果が期待できるわけです。
当然気分転換や、歴史の興味にもつながるなど、行って損する事はありません。
長期的なものだからこそ、心の余裕を
勉強が好きで好きで仕方がない人には不要かもしれませんが、受験含め、勉強は長い期間継続して行うものです。心の余裕を持つことは、成績を上げるための重要な一つです。
夏が近いのでお祭りの時期でも、過ごしやすくなる時期でも、ふとした時に一度足を運んではいかがでしょうか。