先日TVの特集で、「ナッジ理論」というものを知りました。
「ナッジ(Nudge)」は直訳すると「肘で他人をちょんちょんとつつく」という意味です。
事例
「看護師さんの日勤と夜勤のユニフォームのカラーを変えることで、残業時間が年間で90%減った」
「たばこの吸い殻入れを投票箱形式にすることで、近隣のポイ捨てが無くなった」
というものでした。
子どもたちへの教育の場合
「こうしなさい」
「これをしてはいけません」
「こうすべきです」ばかりの押し付けでは、
意図している行動を導き出せないケース、非常に多いです。
やる意味や価値を頭で理解してから、行動するのは大切ですが、
逆に、習慣や行動から気づきを得て、意味や価値を理解するというケースもあると思います。
そういう意味では、「自発的に行動を促す仕掛け」というのは、非常に効果的だと思いました。
こんな所にも…!?
いろいろ調べてみると、
「歌を歌いながら手洗いを学ぶこと」
「スーパーのレジの並ぶところの足跡」
「いつもきれいにご利用いただきありがとうございます。というトイレの張り紙」などなど、
身近なところにたくさんの仕掛けがあることに気付きました。
ぜひ、子どもに対する接し方のひとつとして、意識してみてはいかがでしょうか?
子育てが上手な保護者の方は、自然とこういった声掛けができているのかもしれませんね。
NALUの中にあるしかけ
「NALUポイント」
「なるクエスト」
「入口でのあいさつ」など、
子供たちが勉強したくなるように、たくさんの仕組みを実践しています!
させられる勉強では、成果も上がりづらいです。
「自発的」「自律的」はNALUの大切なキーワードです。