コロナも少し落ち着いてきて、マスクも「任意から任意になった」と話題ですね。
こうなると、外出する機会も徐々に増えていくと予想されます。
何故●●に行くと勉強がはかどる?
図書館・カフェ・ファミレスなど、場所は違えど、
自分が集中して取り組める空間を用意するのは、皆さんが思っている以上に重要です。
その空間における効果の1つに「サンクコスト」というものがあります。
英語の勉強にもなるので知っておいてほしいですが、
「sunk = sink(沈む)の過去形・過去分詞形」ですね。
つまり、埋まったコスト(費用)という意味になります。
埋まっているので掘り出すことは出来ないのですが、ヒトはこれを感じると、
掘り返さずにはいられないと思ってしまう生き物だそうで、
- せっかくここに来たのだから少しはやって帰ろう
- お金もかかっているので元を取るくらいはやろう
という気持ちが働き、しぶしぶではあっても背中を押してくれる効果があります。
サンクコストという言葉自体は、ビジネスや金融などでよく使われるのですが、
日常生活にも密接しているという一例です。
どちらかと言えば、「サンクコストに引っ張られる事なく、行動しましょう」
という形で使うのですが、上に書いたように逆に活用する方法もあるよ、
というお話でした。
サンクコストの落とし穴
当然ですが、この効果は繰り返せば繰り返すほど効果は薄まります。
そして費用がかかる場所であればその分の費用もかかります。
つまり、短期間であれば良いのですが、長期的に見るとコスパが良くないわけです。
3か月の資格試験に向けて頑張りたいならピッタリ、ということですね。
自宅を最強の学びの場に。
長々と書きましたが、勉強ができる場所としてパッと浮かぶ様々な場所も、
意外とやって見ると自分が思っていたほどの効果は無かった、というケースがあります。
結局は一番長い時間を過ごすであろう、自宅を最強の学びの場にする事が、
目標を達成する一番の近道です。
そこに意識を向けて、頑張っていきましょう。