今日は模試についてです。皆さんも一度は受けたことがあるでしょう。
実際、結果に落ち込んでしまった人や、想定以上の順位に、
自分の可能性を見出した人もいたことかと思います。
定期テストがあれば十分??
中学生の場合、比較的模試ではなく定期テストがメインになる事が多く、
高校生になると模試の重要度が上がって来るイメージかと思います。
逆に小学生は定期テストではなく単元テストが主なので、
塾に行っている場合は模試を受けるケースが多いのが一般的です。
でも、重要性を理解していない人が意外と多いのも模試の特徴です。
模試のイメージ
- 出題範囲が広い
- 参加者が多い
この2点から言っても、高得点を取ること、成績上位を取ることは、
難しそうと感じていませんか。そのため、勉強に自身が無い人は、
お金をかけてまで受けても仕方ない、と考えてしまいがちです。
- 受験生が受けるもの
- しっかり勉強をした状態で受けるもの
というイメージを持っている人もいるかもしれません。
要するに、いつ模試を受けるべきかを誤解しているケースです。
模試はこう使う
模試は、自己分析ツールとして非常に有用です。
- この単元は得意(苦手)と思っていたが違った
- 過去の範囲で忘れているものが多かった
- 自分の武器となる科目(単元)が明確になった
- 今の学力なら志望校ランクのもっと上を目指せそう
- 時間配分が苦手だという発見があった
- 見直しのクセが身についていなかった
など、自分だけでは絶対に分からない圧倒的な分析が可能です。
そのため、何も対策をせずとも受けるだけで意味があります。
1度受けてそれに気づけば、普段の学習でその対策をしておくことで、
どんどん学習の精度を上げることが出来ます。
そのため、点数が何点か、偏差値がいくつか、順位が何位だったか、
なんていう数字は、最初は全く気にする必要はありません。
それよりも、自分はこの先どういった点を改善すべきかを、
明確に把握するというのが一番重要です。
最低でも一年に2~3回は受験しよう
模試の費用は目安として1回5,000円弱~から受験可能です。
塾によっては強制で受けるケース(月謝に含まれている)もありますね。
先ほど記載した自己分析ができるツールは他にありません。
もちろん学校のテスト順位や、実力テストでの点数によって、
志望校選択に使える、などはあります。
ただ、そこで結果を出すための作戦・対策を見つけ出すには、
やはり模試が有用であることは間違いありません。
もう一度言いますが、重要なのは結果ではなく、結果の分析です。
是非、これを理解してから、挑戦してみましょう。